2021年8月1日、神奈川県立音楽堂にて、「第30回記念よこはまマリンコンサート」が無事終了いたしました。
昨年のよこはまマリンコンサートは新型コロナウイルスのために中止となり、2年ぶりに開かれた今回のコンサートですが、相変わらずのコロナ禍の中、運営委員の皆様には大変ご苦労をおかけいたしました。
しかしながら委員の皆様、出演者の皆様のご協力によって、大きな事故もなく終了しましたことに本当に感謝申し上げます。
今回、没後100年を記念してサン=サーンスを取り上げ、その時代の作曲家、更にパリでその音楽を認められた生誕100年のピアソラを加えるなどプログラムは華やかな構成となり、また「動物の謝肉祭」ではお話仕立てのナレーションを入れるなど楽しいコンサートとなりました。
ご来場のお客様からも色々ご意見を頂きましたが、概ね楽しまれていただけたと感じております。
ただ、やはり一番残念だったのは、このコロナ禍で客席が半分しか解放できなかったことと、出演者とお客様の交流を極力お止めしなければならなかったことです。
通常でしたら演奏の後に、お目当ての方とお話する楽しみもあるかと思いますが、極力お控え頂き、プレゼントも一切お断りさせていただきました。
一日も早く人々の交流の場としての演奏会が復活することを祈念して止みません。
素晴らしい演奏者とスタッフに恵まれた演奏会でしたが、また皆様と元気にお会いできる日を楽しみにしております。ありがとうございました。
「第30回記念よこはまマリンコンサート」実行委員長 柳澤涼子